【アトピー】交感神経を活発にしてアレルギー改善「交感神経」活性方法

自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2種類があり、この自律神経の働きが乱れると免疫バランスが乱れるといわれています。

一般に現代はストレス社会だといわれ、自律神経のバランスが乱れやすい傾向があるといわれますが、反対にまったくストレスを受けずにリラックスした状態が続く生活を送ることでも自律神経のバランスが乱れ、それによって免疫バランスを乱してしまい、アレルギー体質をまねいてしまうことがあるとされます。

自律神経とは?

自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2種類があり、それぞれ以下のような働きがあります。

交感神経

交感神経は、主に身体が活動的になっているときに活発に働く自律神経をいいます。明るくなる日中には交感神経の働きが優位になり活動モードに入ります。そして、太陽が沈み、暗くなるほど交感神経の働きが治まっていきます。運動をしている時に働くのも交感神経によるもので、汗をかいたり、心拍数が上がったりするのも交感神経の働きが関わっています。

副交感神経

副交感神経とは、主に体が休息しているときに働く自律神経をいいます。身体がリラックスしている時に優位に活動し、暗くなる夜には副交感神経の働きが優位になり休息モードに入ります。また、消化器系をコントロールする働きがあり、食事の際の消化活動などは副交感神経の働きが関与しています。

副交感神経が過剰に働くことによる問題点

一般にストレス社会といわれる現代でも、まったく刺激のないリラックスした生活を送っている人がいます。そういった生活を送っていると、様々な諸症状をまねくことがあります。

副交感神経が働きすぎると引き起こされる症状

  • 消化器系の過剰な働きによる腹痛。
  • 胃酸分泌増加による胃痛、逆流性食道炎。
  • 腸の蠕動運動の過剰促進による下痢。
  • 副交感神経は血管を拡張させる働きがあるため、顔のほてりや顔の痒みをまねくことがある。
  • 集中力がない。やる気が起こらない。
  • 副交感神経優位下で増加するリンパ球が増えすぎてアレルギー体質をまねくことがある。

アトピー性皮膚炎はリンパ球が多い?

アトピー性皮膚炎の原因は、アレルギー素因が関与しているといわれています。アレルギーは免疫が過剰に反応することで引き起こされるものですが、免疫が過剰になる原因の一つがリンパ球の増加にあるのではないかと考えられています。

リンパ球が増加すると、物質に対して過剰に抗体が作られてしまうのではないかと考えられています。現在まで、アレルギーが引き起こされる根本的な原因は詳しく明らかになっていませんが、リンパ球の増加も要因の一つだと考えられています。そして、リンパ球は副交感神経が働いている状態で増加するため、副交感神経が優位に働き続けるような生活をするとアレルギー体質になってしまうのではないかといわれるようになっています。

交感神経を活性化させるには?

太陽光のような明るい光を浴びる

太陽光などの明るい光を浴びると交感神経にスイッチが入ります。反対に暗くなれば副交感神経が働くようになります。朝起きて交感神経の働きを活発にして活動モードにしたい場合は、朝日を十分に浴びるとスイッチが切り替わります。

薄着になると交感神経にスイッチが入る

薄着になって肌に直接外気温を感じさせることで交感神経が活発になります。乾布摩擦もそういった概念のもとで行われるものです。また、季節によっても違いがあり、温かくなる春から夏にかけては副交感神経が働きやすく、秋から冬にかけて寒くなってくると交感神経が優位に働きやすくなります。

冷たいシャワーを浴びる

冷たいシャワーを浴びることで交感神経を活性化できます。冷水によってカラダが冷たいと感じると、体温を維持するために交感神経が働いてエネルギーを作り出します。水風呂でも同じ効果があります。

水風呂と40度くらいの温水を交互に入浴する「温冷浴」という自律神経の働きを活発にする方法もあり、自律神経失調症などに効果があるとされます。

運動は交感神経を活性化させる最大の方法!

体を動かすことは交感神経を活発に働かせることにつながります。激しい運動であるほど交感神経は活性化します。そのため、リラックスした散歩、ウォーキングなどよりも、心拍数が上がり汗をかけるような運動(ジョギングなど)が理想です。

ツボ指圧(爪もみ)によって交感神経を活性化

手の薬指の爪の両側には交感神経に働きかけるツボがあり、そのつぼを指圧して刺激することで交感神経が活性化されます。左右どちらの手でも効果があります。

カフェインは交感神経を高める

コーヒー、紅茶、ココア、緑茶などに含まれるカフェインには、交感神経に作用する働きがあります。コーヒーを飲むと眠気がなくなるのはその影響によるものです。ただし、カフェインは飲みすぎも身体に良くありません。

アロマテラピーで交感神経活性化

アロマオイルの中には交感神経に働きかける種類があります。「オレンジ」「グレープフルーツ」「レモン」などの柑橘系のアロマオイルには「リモネン」という成分が含まれ、このリモネンが交感神経を活性化させる作用があるいわれます。また、「ローズマリー」などのアロマも交感神経に働きかけます。