【アトピー治療】ビオチン補給にはミヤリサン・ビタミンCを同時摂取!

アトピー性皮膚炎の原因は、ビオチン(ビタミンB7)というビタミンB群のひとつが不足することで悪化することがあります。

今回の記事は、ビオチンの働きと、アトピー悪化の原因になる理由、不足する要因などを詳しく解説していきます。

ビオチンとは?

ビオチンは皮膚病を予防することから発見されたビタミンです。ビオチンは様々な代謝に関与し、皮膚や髪の健康に大切なビタミンです。

ビオチンの働き

  • 補酵素として糖質、たんぱく質、脂質の代謝に深く関与する。
  • 皮膚、髪、爪などを健康に保つ。
  • ビオチンは抗炎症物質を作り出し、皮膚を中心にの炎症を抑える。
  • セラミドやコラーゲンの合成にも関係する。
  • ヒスタミンを抑えアレルギー症状を緩和する。
  • 神経の安定に働く。
  • 免疫の安定に働く。

ビオチンを増やす方法(ビオチン療法)

一度ビオチン不足に陥り、あらゆる症状が現れると、治療は長期間に及びます。その理由は、ビオチンは劇的に吸収されるものではないことと、体内ビオチンが増加しても、免疫バランスが安定してくるには時間がかかるためです。

ビオチン療法には、「ビオチンのサプリメント」、「酪酸菌が配合された整腸剤のミヤリサン」、「ビタミンC」が必要になります。なぜこの3つの服用が必要かというとビオチンそのものが腸内細菌に影響を及ぼすためです。

ビオチンのサプリメント

ビオチンが不足しているため、ビオチンが含まれたサプリメントを摂取します。ビオチンの一日の所要量は成人で30~50μg(マイクログラム)程度だといわれますが、ビオチン療法では一日あたり1000~10000μg(1mg~10mg)を目安にし、それを毎食後、複数回に分けて服用しましょう。1回あたり1000~3000μgを目安にそれを毎食後服用します。

ビオチンは病院で処方してもらったり、市販されているビオチンのサプリメントを購入したりしてください。アメリカの健康食品会社のビオチンサプリメントを通信販売で購入することができます。(アメリカの健康食品メーカーの方がラインナップが充実しています)。

ミヤリサン(酪酸菌)

ビオチン療法の難しいところは、ビオチンを摂取すると、そのビオチンをエサにして増殖する腸内細菌が存在することです。そのため、整腸剤も同時に服用する必要があります。整腸剤といってもどれでも良いのではなく、酪酸菌が含まれるミヤリサンという整腸剤が最も腸内細菌バランスを安定させてビオチンの吸収が高くなることがわかっています。

ビタミンC

ビタミンCはビオチンの吸収力を高めてくれます。また、ビタミンCは免疫の安定させる働きがあり、ビオチン不足によって乱れた免疫バランスをより早く回復に導いてくれます。ビタミンCの一日の所要量は100mgで、ビオチン療法では1000mgを目安にしますが、これを毎日食品から摂取することは難しいので、サプリメントを利用します。ビタミンCも毎食後に分けて服用します。

ただし、ビオチンが不足するようなヒトは下痢体質であることが多く、そのような人ではビタミンCが消化管を刺激して下痢を引き起こすことがあります。多くのビタミンCのサプリメントの場合、pH値が2.0くらいの強い酸性であり、その酸によって腸の蠕動運動が過剰に活発になり、下痢を引き起こしてしまうのです。

そこで、酸度が調整されたビタミンC(バッファードビタミンCなどと呼ばれることがある)を摂取したほうが良い場合もあります。私も服用しているのはハイチオールC(pH値7.0:中性)や、システィナC(pH値6.0:弱酸性)などです。