【アトピー治療】アルカリイオン水・海洋深層水の効果は?

アトピー性皮膚炎の治療法の一つとして、アルカリイオン水の服用が良いという情報を耳にすることがあります。

アトピー患者の中には、アルカリイオンの有効性を信じて高額なアルカリイオン水生成水を購入する人も少なくないようです。

アトピー治療におけるアルカリイオン水について

人間の体液は弱アルカリ性

人間の体液はpH7.4程度の弱アルカリ性で維持されています。皮膚の表面は外敵の侵入をブロックするために弱酸性に維持されますが、体内では弱アルカリ性で保たれています。pH7.4に保たれる体液のバランスが少しでも乱れてくると、極端に体調が悪くなり、場合によっては生命の危機に及ぶこともあるといわれています。

こういったことから体液に近い水が理想的だとし、アトピー性皮膚炎においてもアルカリイオン水が体内バランスを正常化させ、症状が緩和される働きがあるとされているようです。

胃の中は強酸性

胃の中には食べた食物を消化するために強酸性で保持されています。どんなものが胃の中に入ってきても強い酸性の胃酸を分泌して必ず消化しようとします。そのため、酸性食品だろうがアルカリ性食品だろうが、どちらを食べても胃酸によって中和されます。

アルカリ性の水分を摂取しても胃酸で中和される

アトピーに良いとされるアルカリイオン水でも、例外なく胃酸で中和されると考えられます。そのため、アルカリ性水であろうが酸性水であろうが、胃酸によって酸性化するため、アトピー性皮膚炎の治療においてアルカリイオン水が有効であるのかは疑問的です。

アルカリイオン水が効果や安全性に対してもはっきりと証明されていない部分が多く、実際にアルカリイオン水の生成機はアトピー性皮膚炎の治療機器として正式に認められていません。

アトピー治療に海洋深層水の効果

海洋深層水を用いたアトピー治療が一時的に話題になった時期がありました。これは、海洋深層水の飲用法と、海洋深層水を化粧水として患部に使用するという方法がありましたが、はっきりとした効果はなかったようです。現在では海洋深層水がメディアに取り上げられることは少なくなりました。