アトピー性皮膚炎に効果的な保湿剤一覧

アトピー性皮膚炎をもつ皮膚は皮脂やセラミドが少なくて乾燥しやすく、バリア機能が弱い状態になっています。スキンケアとして保湿を心がけていれば、かゆみや炎症も起きにくくなっていきます。

保湿剤には市販のものから医師から処方されるものまで様々ありますが、自分の肌に合った保湿剤や化粧品を見つけることが再発を繰り返さないポイントです。

アトピー性皮膚炎に有効な保湿剤一覧

プロペト

プロペトは、不純物が極めてひくいワセリンです。白色ワセリンをさらに不純物を取り除いたものだと考えてください。ワセリンは皮膚を保護してバリア機能を高める働きをします。

サンホワイト

サンホワイトは、とんど不純物を含まないワセリンです。プロペトよりも純度が高いとされます。ワセリンの中で最も劣化しにくいことから多用されています。

アズノール軟膏

非ステロイド性の軟膏です。患部を保護して炎症を抑える効果があります。また、皮膚のアレルギーを若干抑制する作用もあります。ただし、抗炎症作用はは非常に穏やかです。長期的に使用できるメリットがあります。

亜鉛華軟膏

亜鉛華軟膏は、酸化亜鉛を主成分とした塗り薬です。アトピーではジュクジュクした状態になることがありますが、その状態に対して使用されます。皮膚炎による浸出液を吸収し黄色ブドウ球菌などの雑菌の増加を抑制します。また消炎作用もあります。ただし、ワセリンのようなどの症状にも使用できるものではありません。

ヒルドイド

ヒルドイドはヘパリン類似物質を主成分とした保湿剤です。血流をよくしてかさつきを改善する働きがあります。ジュクジュクした症状には向きません。ヒルドイドクリーム、ヒルドイドソフト軟膏、ヒルドイドローションの3タイプがあります。

ウレパール

尿素が10%含まれる塗り薬です。尿素には皮膚の角質層の水分を保持する作用があります。アトピー治療にも使用されることがありますが、角質を軟化させる作用もあるためアトピーの症状によっては適さないことも多いです。

パスタロン

尿素が10~20%配合される保湿剤です。

市販されている保湿化粧品

保湿剤は医者に処方してもらうだけではなく、市販されている化粧品でも良いと思います。その場合は、「敏感肌用」などと表記された化粧品を選ぶようにしましょう。敏感肌用の化粧品では皮膚に刺激を与えるような成分を避け、デリケートなアトピー肌にも負担なく使えるように伸びや感触よく作られています。また、匂いも抑えられています。

化粧品ではドラッグストアなどで購入できるため、なくなってもお店ですぐ買うことができますし、病院に行って処方してもらうといった負担もなく、安心してたっぷりと使うことができます。ただし、アトピー肌のようなデリケートな肌にはプロペトやサンホワイトなどのワセリンを使用するのが理想です。それらは刺激がほとんどなく、肌を保護してくれます。